設計の際、私は先ず「お客さまにとって住みよい間取り」を考えます。集合住宅は住みよさこそが基本であり建築家にとって永遠の主題です。マンションは宿命的に建て直しが難しく、購入されたご家族の、成長に伴うライフスタイルの変化などを想像してデザイン設計を行います。たとえばご出産などで家族が増えたときや、お子様の独立などで同居人数が減ったときなどにも対応しやすいような間取りプランなど。つまり購入後の長い年月を視野に入れ、いつでもどんな状況に変化しても能う限り「住みよい空間」であることを考え抜きます。昨今、技術や素材などが進歩し「可変性」というテーマを解決する糸口は随分と広くなりました。それは容易ではありませんが、未来までも視野に入れた、やりがいのある創造だと思っています。
長崎籠町には何度も足を運びました。長崎市の都心部でありながら住んでいる方々が温かい。
オープンマインドで、どんどん前向きに考えてくれる。追い風を受けてプロジェクトはとてもスムーズに進捗しています。感謝しかありません。
この街の新しいシンボル、そしてクレ・コーポレーションのフラッグシップに相応しいものをという気概をもって設計にあたりました。今はできるだけ多くの方に現地で実物をご覧いただきたいと願っています。

私たちは「住居」という「カタチとして残る」ものを創ることに誇りを持ち、住まうことの本質と真摯に向き合うことで上質な集合住宅を提案し、さらにその建築が街の風景として永くシンボライズされるよう尽力してきました。その中で得た経験値・技術力・発想力による「6つの約束」をお客さまに提示しています。①歳月とともに美しさを深める普遍的なデザイン、②上質な素材へのこだわり、③優れた資産価値の創造、④家族に最適な住空間、⑤オプションクラスの標準装備、⑥永住志向に応える永住品質。これらの約束をより高度なレベルで実現するのが最上位ブランドであるGRAND MIRAIシリーズです。
GRAND MIRAIシリーズは、立地のグレードがなにより大きな要素となります。先ず卓越した場所があり、その選ばれたステージに相応しい建築物として、新しいコンセプトと装いのGRAND MIRAIを創らせていただくのです。長崎都心の中心、籠町新地エリアという至高の舞台を得て、この私たちの理想をカタチにしたいと思いました。
GRANDとは豪華な、気高い、素晴らしい等を表わす英語。その意味を美しく豊かに意匠化します。さらにお客さまの未来にわたる永住志向に応える住まいへの希求をMIRAIという日本語に託しました。今、GRAND MIRAIは、長崎という初めての場所で新しい可能性を拓きます。